（どこまでまっすぐな道）オロロンラインから稚内へ抜け、宗谷岬へ。途中ちょっと雲行きが怪しかったけど雨は降りませんでした。
宗谷岬も本当に久しぶり。ここは初めて来たとき以来だから15年ぶりくらい。特別何もないけど、「最北端」って聞くとやっぱり来てみたくなるよね。
人も少ないので最北端の碑の前にバイクを置きたいなーと思っていたんだけど、プロの写真屋さんが椅子をセッティングしたりしてるので怒られるかも、と思いながら試しに聞いてみると「エンジンかけなきゃいいんじゃないですかね？結構入れてる人いますよ」とのこと。早速バイクを押して入り写真を撮ってもらおうと見回すとなんとなくライダーっぽいお姉さんが。ライダーっぽいけどバイクじゃない雰囲気で、お互いのカメラで写真を撮りあいながら話したらなんと上陸してすぐにもらい事故にあったそうで、そこからレンタカーでここまできたのだとか。そこであきらめないのがすごい（^^;
「気をつけてね」との言葉にものすごい重みを感じつつ、べたなお土産を買って稚内に戻ります。
ハートランドフェリーの窓口のお姉さんの対応はいまいちだったけど、タダだから許すか。しかしバイクの持ち込み料が3800円（片道）と高い！思わず「往復分ですか？」と聞いたらあっさり「片道です」と返されました。
ちなみにこのキャンペーンは礼文内の特定の宿に宿泊すると往復フェリー代無料＋温泉入浴券という特典をもらえるもので、予約は専用電話番号に電話してとります。その際宿泊する宿の名前を聞かれます。行きの船で往路のチケットと用紙をもらい、用紙に名前などを書いて宿で宿泊証明のはんこをもらって帰りの乗り場で出すと帰りのチケットをもらえるというものです。特典を受けられるのは500名まで。２日前に宿の予約をした時は「今日来たお客さんが３００番目くらいだったみたいだから大丈夫だと思いますよ」と言っていたのでのんきにしていたら、前日に私が予約した時は電話そのものがかかりにくく、なんと予約も４８４番目でした。
せっかくなので無駄に時間がかかる利尻経由の船に乗り、利尻島は船から見学だけして礼文に向かいます。
（見学だけの利尻島）下船してまずは先端まで。こういうのってやっぱりライダー特有なんだろうか（^^;
（左：礼文島線起点 右：その近くの変わった形のテトラポット。この写真を見た妹は「ジェイソンみたい！」とちょっとビビリ気味。なんなんだ君は）
ここもほんとに最果て感いっぱいです。ほんと冬はものすごく過酷な環境なんだろうな〜。
（右の写真奥の赤い屋根が桃岩荘）展望台も下見だけしていよいよ桃岩方面へ。コワイので泊まらないけど見学だけ、と思ったら「この先宿泊者以外侵入禁止」との立て看板がありあまり近づけませんでした。
それにしても曇っていても絶景です！明日が楽しみ〜(^^)
時間もまだあるのでもらった入浴券で温泉に入っていきました。
この温泉が出来てまだ１年も経たないそうでものすごくきれい！のんびりして休憩室に出てくると桃岩ユースのことを懇々と他の旅行者に語っている人がいました。
今日・明日泊まる宿はとほ宿星観荘です。有名どころなので食事も期待大。でも何よりすばらしいロケーションでした。ほんとおすすめです。
荷物を降ろしてすっかり晴れてきた空の下バイクの写真をとりまくり（笑） 誰も見てないのでぶつぶつ言うわ、へんな格好で写真撮るわやりたい放題です（^^;
（左：宿の前。この景色を一人占め。 右：宿から歩いて２，３分の景色）
（左：こちらも同じく歩いて２，３分。８時間コースの起点でもあります 右：今回の写真の中でも１，２のお気に入り）
（この日の夕焼け）
そして夕食がこちら！！今日はウニがあがったからということで＋500円でウニ丼になりました！おいしかった〜。
（生の岩ノリの味噌汁もおいしかった！）洗濯も済ませ８時くらいからミーティング。ミーティングといっても旅の情報交換の場です。
礼文に行こうと思いながら全然情報収集していない私みたいな人には貴重な時間です。このために宿に泊まったというのもあるので、みなさんのお話をしっかり聞きます。
そもそも普段から運動不足。８時間コースなんて歩こうとも思ってなかったけど、どうやら４時間コースでも結構きつそう。一番お手軽らしい桃尻コース（知床−桃岩）に行くことにしました。しかもこの日４時間コースを歩いた一人旅の女性の人が一緒にいってくれるとのこと。よかった〜。いくら私でもお昼くらいには歩き終われるということなので、午後はニコルさんに教えてもらった礼文林道にバイクでいってみることにしました。
林道っていうだけでびびりまくりですが、フラットとのことなので・・・。オーナーさん（セローをもってる）に聞いたら「フラットだけど、ちょっと砂利があったような」と言われまた後ろ向きになったけど、怖かったら途中で引き返すことにして、連泊者の常連さんにどちらがのぼりがきついかを聞いて一応いく予定にしておきます。
（満月）その後は宿泊者で星を見に夜の散歩に出たりしつつ、翌日のために早めに就寝。
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