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暑い暑いクリスマス
　１２月１２〜１９日、オーストラリアにいってきました。いやー、暑かったです。ケアンズとエアーズロックに行ったのですが、ケアンズは湿度も高く、まさに名古屋の夏、といった感じでした。エアーズロックは乾燥しているのですが気温は４０度近くまであがるとのことで昼間外を歩く時は１時間に１リットルの水を飲むようにしつこく注意されました。

バイク事情
　さて、オーストラリアのバイク事情ですが、滞在期間も短くまったくの観光旅行だったため多くのことはわかりませんでした。エアーズロックは砂漠の中の小さな観光だけのリゾート地帯で（なんと一番近くの町まで５００キロ！）人の数自体少ないのですが、２台ほど日本製のオフ車をみかけました。まぁこんなところでオンロードに乗る人もいないでしょう。ホテルからエアーズロック、マウントオルガ以外の道はすぐに赤土のダートです。ケアンズの方は都市なのでオンロードもたくさん走ってました。バイクの交通量も日本と同じくらいです。車もそうですが、バイクもほとんど日本製。１台だけＢＭＷを見ました。

ケアンズのバイク屋さん

オーストラリアツーリング
　最近海外ツーリングもツアーがいろいろ出てきてそれ程夢のような話でもなくなりました。私もモンゴルに行きたいなーなどと思っています。友人に去年オーストラリアツーリングに行った人がいますので紹介したいと思います。紹介といってもいい加減なものです。あまり信じないで下さい。

世にもおそろしい・・・ではなく、おもしろい話 of Austrailia　Touring

その１．俊足牛

つる子達が牧場を走っていた時のこと。牧場と言ってもどこまでが牧場でどこからが草原なのかわからない場所だったが、急にドッドッドという迫りくる足音が。一瞬見た時は馬かと思ったがよく見るとがりがりに痩せた牛。すごい勢いでバイクを追ってくる。「そんなに痩せてるから肉が堅いんだ！」と強気な発言をしつつ必死で逃げたつる子であった。

その２．いなかのパブ

キャンプ場近くの小さな田舎町のパブ。まるで映画に出てきそうな店でおやじが一人でやっている。カウンターにお金をおき「ビール」と頼むとその金額にあったものを出してくれる。ゲームもありみんなで盛り上がっていると一人客が入ってきた。腕にＴａｔｏｏのハーレー乗り。「いきなり殴られたらどうしよう」とうろたえるつる子達の予想に反して、地元の陽気なおじさんとわかり多いにみんなで盛り上がる。「私たちのキャンプにおいでよ！」と二次会（？）はキャンプ場へ。散々飲んだくれた後、おじさんは自分のバイクで帰っていった。「飲酒運転じゃない？」「オーストラリアだからいいんだよ」・・・・おいおい。

その３．カンガルーとの闘い

ツアーとはいえ走っているときはばらばらになり、場所によっては一人ぼっちというところもあるツーリング。その場所はわりとコーナーもあり木々も生い茂りブラインドコーナーとなっている。そのときはつる美が前、つる子がその後ろという順番で走っていたのだが、つる子があるコーナーをまわった時、もうもうと砂煙が！そしてさっきまで目の前にいたつる美の姿がない。驚いて見まわすと道からそれた草むらに見覚えのあるバイクの変わり果てた姿とかわいい妹が・・・。「どうしたの！？」かけるよるつる子。「カンガルーが・・・」半分放心状態のつる美。どうやら突然カンガルーが飛び出し接触したらしく、よけようとした弾みもついての転倒となったようだった。バイクはパンクし走れる状態ではなく、つる美も骨折。ツーリングを続けるのは困難となった。仕方なくスタッフの四駆に乗りツーリングを見守る妹。そこからの道は景色もよく道自体もおもしろく本当にかわいそうにといいながら、自分じゃなくてよかったと（？）ツーリングを続ける姉。うーん、美しき姉妹愛。みなさん、日本でもそうですが、林道では野生動物に気をつけましょう。あとバイクの保険もね。つる美さんのレンタルしたバイクの修理費、結構かかったそうですよ。

*以上のツーリング情報はつる子さんからの聞き取りによりちっちが勝手に編集したものです。もしかしたら事実と違うところがあるかもしれません。あまりこまかいことは気にしないで読んでください。(^^;)

飛べない鳥、エミュー。この肉が結構うまい。

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