３０日（走行距離約130km）

買ってきたパンで朝食です。お茶やコーヒーはあるので勝手に飲みます。このユース、もともとみかん農家なのでみかん（はっさくなど）が食べ放題。食べ放題と言われてもそんなに食べれるものじゃないし、あまり食欲もないのでどうしようかなーと思っていたらペアレントのお母さんが「じゃあ持っていきなさい！」と山盛り持たせてくれます。ありがたいけど、これからツーリングだし（^^; 今日会う友達が好きだったらあげてこよう。

時間には余裕があるのでのんびり出発して友達の家に向かいます。彼女と最後に会ったのは４，５年前かな。その後彼女が結婚して子供が生まれて会う機会もなかったので久しぶりです。途中少し道に迷ったもののなんとか無事到着。久しぶり〜！

（なんと子供が６人の家。一番下は双子）

いやはやしっかりお母さんでした。それにしてもあれ、なんていうのかな。子供が乗って足でこぐ車。あれが３台家の中を暴走する様はかなりの圧巻でした（^^;
出かけるほうが大変だということで彼女の家でカツ丼と蕎麦の昼食をご馳走になり、お礼にユースでもらったはっさくをあげてきました（わらしべ長者？）

なんだか彼女の家でずいぶんくつろいでしまったので余裕たっぷりの時間だったはずなのに高速に乗らないと心配になってきました。ぎりぎりはイヤなのでおとなしく高速（湾岸線って高速じゃなくて自動車専用道路？）で向かいます。この道って料金所がいくつもあったりするからいやなんだよね。

早めに南港にはついたんだけど、いきなりフェリーの発着する埠頭の方に行ってしまったら、それらしい船はいるものの乗船待ちの車もバイクも全然いません。３，４台のバイクを見つけて寄っていったら「無人車」の表示。どうやらバイクだけ送るみたい。まわりでは貨物を積む重機ががんがん走っていてひっかけられそうで怖いしきょろきょろしていたら作業をしていたおじさんが「フェリーに乗るバイクはあっちの車のところに並んで」とのこと。やっぱり場所は間違ってないみたいだけど乗船手続き何もしてないよ？その人に聞いてみると「それは向こうのフェリーターミナルの方」とのこと。うあー、そうか。ターミナルで手続きしてから埠頭か。船の停まってる場所で手続きできると思ったのになー。でかい港はこれだからなぁ。

時間には余裕はあるのでターミナルに移動して手続きを終了。そこのおじさんにコンビニの場所を聞いて船中での食料品を買出しにいきます。なんとこの船４０時間近くもかかるくせにレストランの設備がないのです。北海道行きの船でも滅多にレストランなんて使わないけど、あって使わないのとまるでないのは違うよね。

（沖縄までの船。埠頭も貨物だらけ）

とにかく買出しをすませて今度は迷わず埠頭へ。おっとバイクが一台います。よかった。少し話をしてみるとやはり同じ船に乗るとのこと。帰りも同じ船みたい。
しばらく待っていると乗船時間になったのでさきほどの無人バイクのところへ移動します。相変わらず貨物積み込みが激しくて轢かれそうで怖いです。

さほど待たされることもなく乗船。バイクって２台なのかな。GWなのに。
船室にあがっていくと既にライダーらしい人が数人います。私が停めた場所以外にもバイクはあったみたいです。
毎度の通り2等の雑魚寝部屋。場所を指定されるし、その場所がかなり狭いから真横におじさんとかだったらちょっといやだなと思ったけど、ラッキーなことに（もしくは船会社の配慮で？）両隣が若い女の子の2人連れでした。

（出航。残念ながら夕日は見えず）

一応出航の時は甲板に出ないとね＜なんとなく
いよいよ沖縄に向けて出発。久々の長距離フェリー。やっぱり何度乗っても船ってわくわくします。
夕飯は簡単にすませてのんびりします。のんびりはいいけど揺れるなぁ。北海道行きのフェリーってこんなに揺れたっけ？そんなに天気が悪くて波が高いっていうわけでもないのに。
とにかく疲れているのでこの日の船の消灯時間９時にはきっちり就寝しました。おやすみなさい。

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